真観寺聖観世音菩薩甲子大開帳

１１月２３日（日）御開帳最終日

おかげ様で甲午歳大開帳が無魔成満いたしました。
関東一円より1500名近くの方の参拝があり、本開帳の目的である「広く皆さんに知って頂きたい」との思いが達成されたと考えております。
今後も貴重な文化財である「眞観寺正観世音菩薩像」を大切に守り続けていきます。
次の御縁まで、どうぞ眞観寺の日頃の活動を、公式ホームページにてご覧ください。
この度の御開帳にあたり、ご協力くださった皆様に感謝申し上げ、ご参拝下さった皆様のご健勝を御祈念申し上げます。

１１月２２日（土）

御開帳もあと2日となりました。今日も天候に恵まれ、多くの方がご参拝くださいました。午後の護摩修行では堂内に入りきれない程の人数が集まりました。
客殿では上尾長久寺の寺小屋塾による仏画展が開かれました。こちらも大勢の方がご覧になり、喜んで頂きました。
厨子の扉は14時に閉じられます。その後に参拝される方もいらっしゃいますが、閉扉した後は次回まで開けませんので、どうかお気を付け下さい。
明日は最終日です。次の大開帳は60年後です。どうぞ８時から１４時までの時間内にお越しください。

１１月２１日（金）

久々に穏やかで温かな、お参り日和の一日でした。本日は静岡新聞社主催の見学会で20名ほどの方が静岡市よりいらしゃいました。古墳に興味がある方が多く、石室の蓋であった緑泥片岩の巨石をよくご覧になっていったようです。
今回は、御開帳の為に来山する方がほとんどですが、眞観寺には他にも見る場所がたくさんあります。古墳をはじめ、建築に興味のある方は観音堂や本堂、石に興味のある方は板碑や石塔など、また、絵馬等に描かれた絵画や書に関心を持たれる方もいます。どうぞ聖観音様を参拝された後に、境内もご散策ください。境内の片隅にある石塔からも歴史を感じる事が出来ます。

１１月２０日（木）

護摩修行には毎回2名以上の僧侶が経頭・祈願太鼓として出仕します。全日程の出仕表を貼りました。皆さんの御存じの住職が出るかもしれません。
これまでの参拝者が700名を超えました。ふれあいサロン上宿、まきば園・鴻巣まきば園の皆様が団体でお見えになりました。他にもウォーキングクラブの方が駅から1時間かけて歩いたり、越谷・川越・千葉等の遠方より電車を乗り継いで来られた方もいらっしゃいました。
あと3日を残すのみとなりました。平安仏を間近にご覧いただける、60年に1度のこの機会を逃すことのないよう、皆様お誘い合わせの上、ご参拝下さい。

１１月１９日（水）

本日も風の強い中、多くの方のご参拝を頂きました。工藤市長、土橋副市長にお越しいただきました。また、行田市教育委員会企画の「市内文化財見学会」、まきば園・鴻巣まきば園の方々も参拝されました。
護摩修業の後、御朱印は時間を決めて行っておりますが、皆様への説明が長引いたり、希望される方が想像以上に多い場合、ご希望に添えないこともあります。どうかご了承ください。御開帳は下記の通り、23日まで行っております。時間の許す限り、どうぞ何度でもご参拝ください。

１１月１８日（火）

朝から風が強く、寒い日でしたが、100名近い方の参拝がありました。本日もまきば園・鴻巣まきば園の皆様も大勢でご参拝いただきました。行田だけでなく、深谷や本庄をはじめ、遠く神奈川県や東京都、千葉県からの参拝者もいらっしゃいました。
観音堂には多くの絵馬が奉納されています。今回の大開帳を記念して、眞観寺世話人一同より絵馬が奉納されました。鎮西八郎源為朝公の流鏑馬の絵が描かれています。皆様にこの絵馬を知って頂くために、絵馬に関する説明を、観音堂東側に貼りました。観音堂参拝の際にどうぞご覧ください。

１１月１７日（月）

平日にもかかわらず、多くの方がお見えになりました。昨日来られた方が、別のお友達を誘ってきたり、中には「御開帳期間中は毎日参拝するつもりです。」という方もいらっしゃいました。住職の弟である糸井泰丈僧正が住職を務める那須塩原市の要金寺の総代の皆様、まきば園・鴻巣まきば園の皆様もご参拝下さいました。移動には車いすを使っていた方が、観音様を観るために何段もの階段を自力で登り、真剣に手を合わせる姿を見ると、このような気持から観音様は護られてきたことを実感しました。また、美術史（木像）を専門とする大学教授も東京から拝観に来られ、大変興味を持たれたようです。

１１月１６日（日）

本日は御開帳初日でした。天候にも恵まれ、約300名の方が参拝されました。
「こんな身近に貴重なものがあるとは知らなかった。」との声を多く頂きました。長年行田市にお住まいの方でも、今回のポスターを見てはじめて知ったという方は少なくなかったようです。「文化財を広く皆さんに知って頂きたい」との目的で、今回の大開帳は広報いたしましたので、このような声は大変うれしく思います。
　御開帳は明日より一週間続きます。平安時代の京仏師が作った仏様を間近でみる機会は他にありません。ご覧頂けば、これまで護り伝えられてきた理由が分かると思います。是非、この期間にご参拝ください。

御開帳に向けて

御開帳に向け、境内や観音堂を念入りに清掃しました。世話人の皆様には開帳の準備にご協力頂きましてまことにありがとうございました。


甲子大開帳チラシpdf.

御開帳Q&A

Q:ご開帳って何？
A:ご開帳では、厨子の扉を開いて、安置されている本尊秘仏を拝観できます。

Q:ご開帳っていつ？
A:真観寺の観音様は12年に一度、午歳がご開帳の歳です。特に60年に一度の甲午歳は大開帳となります。ただ、この歳でも、護摩を焚き、観音様のお許しを頂いてからのご開帳となります。

Q:この歳以外には開けられないの？
A:はい。観音様の許可を得ず、厨子を開けた者が、目を潰したという言い伝えもあります。